スポンサードリンク



美容外科の本当の目的

美容外科は確かに儲かる。

普通の医者は半径2キロ圏内が診察に来る患者の居住範囲だが、美容外科は他県からもお客がやってくる。腕のいい医者のところには、全国から患者(お客)が集まってくる。

例えば、美容整形の代表選手である「二重手術」。私の勤務していた診療所では一日に多い日で50件もの予約が入っていた。
また、自家用ジェット機まで持っているあのT須先生などは、年間売上高が100億近いという噂だ(ただし、そのうち22億を広告費に投じているが)。

美容外科という診療科目が正式に認められたのは昭和53年のこと。それまでは、形成外科(昭和50年〜)とか整形外科の名前で営業していた。
だから今でも美容外科手術のことを「整形手術」と言ったりする。

形成外科が見た目や機能の病的な異常を、手術などの治療で正常に近づけることが主な目標であるのに対し、美容外科では、病的でない正常な外観を更に改善するために手術を行うこととされている。

実際、美容外科で行う手術の大部分は形成外科のそれと技術的には一致するのだが、手術を行う目的が異なるために、名称が違い、健康保険の適用範囲も違ってくる。
以前はこのあたりの境界があいまいで、どちらも病気を治すわけではないという理由から、保険の適用外とされてきたが、近年では美容目的と機能回復や異常な外見修復は本質的に意義が異なるという認知が進んできたために、形成外科では多くの施術が保険適用となりつつある。

ただ、この業界に携わってきた者として言わせてもらうと、美容外科に通うことに対する皆さんや皆さんのまわりの人の感情の中には、日本人特有の差別や偏見があることを忘れないでほしい。

美容外科に来て、自分のお金で手術を受け、その結果として自分に自信を持つことができて、新たな生きがいの発見につながるならば、それは一種の心の治療ではないだろうか?

あなたの外見は自分がそれを望んで生まれてきたわけではあるまい。
だとすれば、自分の意思でそれを変えようとするのは、自分の人生を四分で決めるのと同じくらい価値のあるのではないか?
事実、アメリカでは歯科矯正やホワイトニングはもはやエチケットの一部と見なされているし、韓国や香港では日本よりもずっと気軽に普通の市民が美容外科に足を運ぶ。
一流ホテルにみすぼらしいジーンズが似合わないように、自分の人生のステージに相応しい外見を自ら着こなすのは、むしろ良識ある女性としては当たり前のことだと感じている。
確かに、これまでのあなたを知る関係者たちは、一瞬戸惑うかもしれないが、それは単に美容手術というものに慣れていないだけのことで、いつの間にか美しくなったあなたを、その外見に相応しい待遇で迎えてくれるはずだ。

要するに私が言いたいのは、自分に対して正直であれということだけだ。手術するにせよ、しないにせよ、自分で決めることが何よりも大切で、価値のあることだと思う。
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。